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マリン用品の設置方法

マリン用品の設置方法と補強・防水の注意点

クリート、レールマウント、シートペディスタルマウントなど、耐久性が求められるボート用品を設置するためには、船体に穴を開け、当て木や補強材を入れて固定する方法が一般的です。

補強をせずにこれらの金具類を単純に取り付けると、船体を傷めるだけでなく、使用中の破損や脱落につながる可能性があり非常に危険です。

スイミングラダー、シートベース、補機マウント、トローリングロッドホルダーなども同様に、荷重や使用目的に合わせた補強と防水処理が必要です。

見本として、透明アクリル板にクリートとレールマウントを設置した例を掲載しています。ボルト、ナット、補強材の位置関係を確認する参考にしてください。

クリートを補強材で固定した取付例レールマウントをボルトナットで固定した取付例

マリン用品を船体に設置する場合の注意点

  • 原則としてタッピングビスによる固定ではなく、ボルトナットを使用して、確実に貫通させて固定してください。
  • 荷重負担が大きい部分については、できるだけ面積の広い補強材を使用してください。
  • 電動ドリルを使用して、正確に穴を開けてください。この際、船体ハルと補強材の穴位置を正確に決めることが大切です。1mmでもずれてしまうと、穴を無意味に大きくすることになります。
  • 船体の裏側に手や補強材が入らない場合は、スカッパーまたはアクセスハッチを近くに取り付け、作業ができる空間を確保してください。
船体裏側の補強材取付例ボルトナットによる補強固定例

補強および防水に関する注意点

  • 補強材は、木材、金属板、アルミ板、ステンレス板などを使用してください。厚さは問いませんが、荷重負荷の度合いを考慮して選択してください。
  • 木材を補強材として使用する場合は、最低10mm以上を推奨します。見本では木材を使用しています。
  • ボルトナットは、必ずステンレス製を使用してください。ナットを二重に締め付けると、ゆるみ止めとしてより効果的です。
  • ドリルで穴を開けた場所、および船体の設置面については、必ずシーラント接着剤(4000UV)などで接着防水してください。
  • 防水処理を省略してボルトオンすると、雨水や海水の侵入原因となるだけでなく、補強材の劣化や船体内部の傷みにつながることがあります。
シーラントを使用した防水処理例マリン用品取付時の防水補強例

他の埋込型マリン用品に関する注意点

  • 荷重負担の少ない航海灯マウント、アンテナマウント、埋込型ホーンなどの場合、補強材が不要な場合もあります。この判断は、取付場所、船体構造、使用目的に合わせて行ってください。
  • ただし、ワッシャーは大きめのものを使用すると、荷重を分散しやすくなります。
  • スルハル金具やホーンカバーなどのフランジ部分は、シーラント接着剤(4000UV)などで接着防水してください。
マリン用シーラント接着剤4000UV

マリン用シーラント接着剤4000UV

  • 家庭用のシリコンシーラント接着剤とは異なり、海水に強く、FRP、木材、金属を密着させながら防水できます。
  • バウハッチ、スルハル、各種マリン用品の設置など、幅広い接着防水用途に使用できます。
  • 間違って穴を開けてしまった場合や、古い穴などは、4000UVを注入することで簡易補修できる場合があります。
  • マリン用に開発された輸入商品で、一般的な大工センターなどでは販売されていない場合があります。


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