ボートライフで避けられない横揺れの問題
今回は、ボートライフには避けて通れない問題である、ボートの揺れ防止に関連するヒットアイテムを紹介する。
最近では、高品質な小型モーターボートの価格も自動車並の価格になり、身近なレジャーアイテムのひとつとなってきた。
ボートを安全に保管する置き場さえ確保できれば、誰でもボートのオーナーになることが可能だ。
しかし、マイボートを所有しても、乗って遊びに出かけなければボートライフは始まらない。
船酔いでボートを諦めた試乗の話
以前、私の所有していたベイライナー2556コマンドブリッジを個人売買で売りに出していた時のこと。
伝言板を見て下見に来た青年は、マリーナに陸置きしているボートを見るなり購入を決意した。
早速、購入前の試乗をする事になり湾内を一周したのだが、最後までステアリングを握りたいとは云わなかった。
ほんの15分足らずの試乗であったが、船酔いしたようだ。
下船して購入の意志を再度確認してみると、自分にはボートは合っていないので諦めるという返答だった。
船酔いする方にとっては、一見、優雅で派手なボートライフも地獄の乗り物に思えたらしい。
人は不規則な揺れに慣れていない
これは極端な例だが、一般の方は不規則な重力の揺れに対して免疫がない。
よくゲストの方に「揺れませんか」と心配そうな顔で質問される場合がある。
基本的に人間は陸地で生活する動物である。
日常生活において云えば、地震で地面に極わずかな揺れを感じても不快に思うのは当然のことだ。
まして、ボートライフのフィールドは水、つまり液体だ。
風が吹けば揺れるし、他船の引き波でも揺れる。
揺れの克服なしにボート遊びはできないと云っても過言ではない。
ロッカーストッパーとは
では、揺れに慣れていない方のために、揺れを押さえるようなアイテムはないのだろうか。

そこでロッカーストッパーの登場だ。
これは円盤状の板をシーアンカーとして左右の舷から水中に落としておくことで、船酔いの原因であるロール、つまり横揺れを約50%押さえる事ができるというものだ。
横揺れを抑える仕組み
海に潜る方はご存知かと思うが、基本として海面には波が立っていても、数メートル下の水中は海面の波の影響を受けていないものだ。
その部分に抵抗力のある板を落とすことで、アンカーの役目を果たし、揺れを押さえるのだ。
これで、揺れに弱い方も少しは安心できるはず。
使用方法の注意
【使用方法の注意】
- ロープは、3/8インチまたは10ミリの太さのものを使用すること
- おもりは1キログラム以上のものをロープの先端につけること。
- 板の間隔は50センチ以上あけること。海面すれすれは意味がない。
- 板の位置の固定はロープにコブ(エイトノット等)を作ること。
- 船にあった枚数を左右バランスよく設置すること。
- 設置する場所は、各船によって違うが通常は左右のクリートを利用。
- バウクリートに設置すれば、パラシュートアンカーの代用品になる。
使用するボートの必要枚数
【使用するボートの必要枚数】
- 26フィートまで最低左右各3枚、できれば各4枚以上を使いたい。
- 36フィートまで最低左右各4枚、できれば各5枚以上を使いたい。
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