フェンダーアジャスターとは
私は同船クルーがいない場合は、クルージングに出かける前にゲストの皆さんにできるだけボートワーキング、特に係留時のロープワーキングとフェンダーの出し入れを手伝わせることにしている。
ボートワーキングをサポートさせる事は、アウトドアレジャーと同じで、共同作業の楽しさを体で味わっていただくための配慮でもある。
よくマリーナなどで、全ての作業を自分だけでしたがるオーナーさんをお見かけするが、これらはお手伝いさせてあげれば喜ぶゲストも多いはずだ。
ゲストにも分かりやすい係留作業の工夫
さて、クルージング前にゲストに対して専門用語の解説やロープワークの手順を教えている時間は取れないのも事実だ。
しかし、フライブリッジ艇やある程度大きい船になると、離着岸の際にゲストにお手伝いして頂きたい場面も多数ある。
そこで私は次のアイテムを使用することで、ゲストの方にもボートワーキングを楽しんでもらっている。
フェンダーの取り外しや高さの調整がワンタッチで誰にでもできるアイテムが、フェンダーアジャスターである。
また、ロープが用途に応じて色別になっているので指示しやすいのが、カラーモヤイロープである。
フェンダーアジャスターの使いやすさ
通常、プレジャーボートの両サイドには、幾つかのクリートやサイドレールが設置されており、比較的自由な位置でロープワーク可能である。
しかし、ロープをクリートに留めたり、サイドレールに巻きつけたりする作業は、ゲストにとっては難解なロープパズルとなるはずだ。
そこでフェンダーアジャスターの出番である。幾つかのメーカーより販売されているフェンダーアジャスターは、10ミリ前後のロープを特殊なカムを利用して自由に固定できるので、結ぶ作業がいらないというものだ。
フェンダーの数だけあれば、今シーズン活躍しそうな便利なアイテムだ。
フェンダーアジャスターの特徴
ロープワークを知らなくても、フェンダーの高さの調節が可能。
フェンダーアジャスター使用上の注意
ホックの取り付けをしっかり確認しないと、外れた時にフェンダーごと失ってしまいます。
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カラーモヤイロープとは
スロットルをニュートラルに戻し、いざ桟橋に向け着岸準備の体制をとろうとした時、フライブリッジから「誰かバウロープを取って」とか「ボート側のスタンロープを外して」とか思わず叫んでしまう事がしばしばあった。
ゲストは、何の事だか分からず、ただオロオロしているばかりだ。
毎回乗船するクルーならば当然の知識といえるのだが、一般人のゲスト、つまり年1〜2回の乗船では、専門用語は馴れにくい。
そこでカラーモヤイロープを使用してみた。
「赤のロープを取って」「青のロープを外して」という様に指示が変わることで、作業をサポートさせる事が楽になった。
カラーモヤイロープの特徴
ロープの片側のエンド部分が輪になっているので、クリートやボラードに巻きつけるだけで簡単に係留が可能。
色別になっているので、ゲストにはロープの色で指示できるため分かり易い。
カラーモヤイロープ使用上の注意
表現が難しい色や似たような色は、ゲストを混乱させるので使用を避けたい。
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