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連載第36回/インフレータブル商品について考える

インフレータブルベスト 俗に云うインフレータブルを直訳してみると「空気を入れて膨らますことができる」と云う意味になる。 マリンフィールドにおけるインフレータブル用品には、インフレータブルボート(エンジンなしとエンジン付きがある。 エンジン付きは他のボートと同様に船検を受けなければならない。)を筆頭にビスケットに代表されるスキーチューブやバナナボート、救命胴衣のインフレータブルベストが挙げられる。 そこでインフレータブル用品の大きな特長を幾つか挙げてみよう。 先ず第一に、空気を完全に抜くことでコンパクトになり、未使用時に収納しやすく場所をとらない省スペース設計である事。 第二にメインの部分に金属を使用していないので多少の接触でも安全性が確保されている事。 第三にとにかく軽いことだ。 また、大型のインフレータブルボートに代表される「ゾディアック」「アキレス」などのボートは、そのフットワークのよさから米国海軍NAVY、沿岸警備隊やライフガードに広く使用されているので有名だ。 ただ、大型のインフレータブルボートは衝突の安全性と軽量設計を重視しており、使用する度に空気を注入していたのでは時間と手間がかかるという短所もある。 しかし、大型インフレータブルボートは、係留して置くこともできるので問題ない。 また、数名乗りのインフレータブルボートであれば、30フィート以上のボートに積んでクルージングに出られるので、上陸用のテンダーなどに利用されている。 多少の衝突や座礁であっても船体を痛めることはないので岩場の多い場所での川下りや海岸への上陸などにも最適といえよう。

さて、ボートオーナーの方には馴染みが薄いが、ヨットマン達の多くが使用しているものにインフレータブルベストと云うライフジャケット(救命胴衣)がある。 イメージ的には自動車で云うエアバックの装置に似ている。 これは、通常のライフジャケットに比べて大きさが3分の1程度と小さく、ボート上での作業がし易い点が最大の特長だ。 万一の落水時には、ライフジャケットに付いているレバーを強く引っ張る事で高圧ガス弁が一気に開き、通常のライフジャケットに変身する便利なもの。 1回の使用でガスカートリッジ1本が償却されるため値段は少し高めだ。 また、JCI認定は受けていないため船検では使用できないので注意すること。 最近では釣り道具店でもこれらのような輸入アイテムが見られるようになった。


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